HOME > あなたの頭痛のタイプは?

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片頭痛

特徴:

人の1割弱が経験し、男性の約4倍も女性に多いと言われています。 また、 生理や排卵と関連して現れることも多いです。年齢的には、30歳代が一番多く発生します。

頻度:

月に1〜2回から、年数回。多いときで週に1回程度。慢性症状の為、繰り返し起こります。 時には、吐き気や嘔吐を伴います。

時間:

数時間から2〜3日持続することもあります。

痛みの場所:

頭の片側のこめかみから眼の辺り。ひどくなると 頭全体。 片頭痛という名前にもかかわらず多くは、頭の両側が痛みます。 また、後頭部が痛むこともあります。

痛み方:

脈打つように「ズキンズキン」、「ガンガン」、「ドクンドクン」と痛みます。

注意:

マッサージや入浴、運動は片頭痛を悪くさせることがあります。

原因:

過労や睡眠不足、精神的ストレス、月経、食べ物(ワインなど)、気候の変化(低気圧や寒さなど)、睡眠(寝すぎ、寝不足)など。これらが切っ掛けとなり、血管の拡張と炎症が起こり、片頭痛となります。

対応法:

痛む箇所を冷やす、睡眠不足の場合は寝る(寝すぎは駄目)、コーヒー・緑茶などに含まれるカフェインも有効です。


緊張型頭痛

特徴:

頭痛の原因の7〜8割を占めます。 約5人に一人は、この頭痛です。年齢は中高年に多く、男女の区別はありません。

頻度:

さまざまです。月に数回程度から毎日とさまざまです。

持続:

だらだらと持続します。

痛みの場所:

後頭部から首筋にかけてが多いです。頭全体が締め付けられるように感じる事もあります。 首や肩コリがきついと感じる事も多いです。片頭痛とちがって、多くは、両側性に痛みます。

痛み方:

圧迫感、緊迫感、頭重感が特徴です。 「頭重(ずじゅう、ずおも)」といいます。 拍動性(心拍に同期した痛み)は原則的にはありませんが、軽いズキズキ感を伴うことはあります。

頭痛の持続:

さまざまです。30分から数日続くこともあります。

原因:

精神的ストレスと、身体的なストレスの両方で起こります。 緊張型頭痛は、筋肉や精神の緊張をうまく解消できない人に起こりやすいです。

「精神的なストレス」 ストレス、不安、抑うつなどが長期間続くと、「精神的なストレス」がたまります。 すると神経や筋肉の緊張が高まり、痛みに敏感となり、頭痛が起こります。 頭痛は精神的過労のストッパー ですので、休憩も大事ですよ!

「身体的なストレス」 姿勢の異常などによる筋肉へのストレスにより、頭、首、肩の回りを取り巻く筋肉が収縮して凝り固まる結果重圧感を生じます。この種の頭痛は、1日中コンピュータに向かう人に多くみられます。 悪い姿勢も緊張型頭痛の最大の原因のひとつです。

首の骨に異常があったり、首の骨の悪い力−ブ(ストレートネック、ひどくは逆Cになっている)、首の筋肉が弱くても 緊張型頭痛の原因となります。 枕の高さにもご注意ください(高すぎるのはよくないとされています)。


群発頭痛

特徴:

いったん起こり始めると1〜2ヵ月間の間、連日のように群発する。 20〜30歳代の男性に多いですが、女性にもあります。 群発期は年に1〜2回、あるいは2〜3年に1回にあらわれます。 その期間が過ぎれば、頭痛は起こりません。

睡眠中に起こりやすい頭痛です。明け方の痛みで目をさますことが少なくありません。 発作中、頭痛の側の眼が充血したり、涙が出たり、鼻が詰まったり、鼻汁が出たり、顔に汗をかいたり、まぶたがさがったり、脹れたりすることがあります。

片頭痛と違って吐き気や嘔吐はあまりありません。 頻度は毎年1万人に一人といわれております。 片頭痛と同じように、「血管が拡張して痛む頭痛」と考えられています。

頻度:

1日1回です(隔日〜1日8回の幅で起こります)。 1回の頭痛は1時間程度で自然に治ります(15分〜3時間の幅で起こります)。

頭痛の強さ:

頭をかかえてころげまわるほどの強さです。

対応:

窓を開け、深呼吸を繰り返す。 痛むところを冷やす。 病医院で100%酸素を吸わせてもらう。


命の危険を及ぼす頭痛

くも膜下出血や脳腫瘍などは、生命に危険を及ぼす事があります。

「いつもとちがう頭痛」
と感じ、痛みが強い場合には、迷うことなく脳神経外科に行って下さい。

当院でも、年齢を問わず、くも膜下出血を経験された方が来院されますので、「自分は大丈夫だ!」は危険です。

*以上、参考:頭痛大学


より詳しい情報は、こちらの「頭痛大学」をご覧ください。


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